ケース・スタディ(ビジネス・ケース)問題の解き方
ブレイン・ティーザー ビジネス頭を創る100の難問
の最後のほうに載っていたので、ここにメモしておきます。外資系のコンサルなんかだとよく出てくると思います。
ビジネスケースで大切なのは、アプローチの方法であって、答えがあっているかどうかではない。理にかなった体系的なアプローチを取っているかどうか。
そして、キーは、面接官にいろいろと質問を投げかけて、対話をしながら、情報を得ていくこと。
例題
カナダで最大店舗数を誇るディスカウントショップチェーン(店舗数500)が、あなたのクライアントです。仮にC社とします。
数年が経ち、C社は相対的マーケットシェアでも収益性でも店舗数第2位のD社(店舗数300)を上回るようになりました。
ところが、米国最大のディスカウントショップチェーン、U社がD社を買収しました。
300店舗をすべてU社の店舗に切り替えるつもりです。
C社のCEOはこの事態に不安を覚え、あなたに次のような質問を投げかけました。
「わが社は大丈夫だろうか? どう対処すればいい?」
あなたなら、どうアドバイスしますか?
解決すべき課題を特定する
ケースに出てくる企業の目標を確認する。それも、短期目標と長期目標を尋ねるようにする。分かりきっているように思えても、勝手に決め付けてはいけない。
つなに尋ねる姿勢を忘れずに。
復唱する
聞いたことをすぐに繰り返しておく。これをする理由は、
- 質問をもう一度、全部聞くことになる。
- 面接官の話をきちんと聞いていたというアピールにもなる。
- 意味を取り違えて答えることの防止にもなる。
特に、意味を取り違えて答えることの防止は重要。
仮説を立てる
課題内容に関して早い段階で仮説を立て、それに沿って解決をすることを求める企業が多い。しかし、逆にケースの結論としての想定や提案に向けて考えを進めていくアプローチを好む企業もある。
仮説を立てたら、データを集めつつその仮説を検証していく。集めたデータで仮説が実証できなければ、新たに仮説を立て直して進めていけばよい。
既存のフレームワークや独自に組み立てたフレームワークを使い、体系的に分析する
ここでいう「フレームワーク」とは、考えを組み立てたり、ケースに出てくる重要な課題の分析に活用できる定型的な枠組み・分析方法のこと。有名なものとして、費用対効果分析や、ポーターのファイブフォース分析などがある。
分析の進め方が決まったら、その趣旨を面接官に伝え、アプローチの手順を分かってもらうようにする。
データを集めて仮説を試す
まずは、基本的な事柄を質問して確認する。そして、自分がとるフレームワークを論理的に見直し、もっとも重要だと思う課題から取り掛かる。
ケース内容は、わざと曖昧に出題されている恐れがあるので、必要な情報が手に入っているか、つねに気を配ること。また、業界、ライバル、総合的に見た戦略、サプライやや買い手に対する影響といった、さまざまな内的および外的要因について掘り下げることも忘れないように。
全ての仮説を検証する
- それぞれの仮説における費用対効果を考慮する。その効果が無視できるシチュエーションならば、その理由も考える。
- 立てた仮説が結果に及ぼす影響の度合いを分析する。
- 結論となる仮説を決める。
- 自分の分析結果と、使ったアプローチ方法についてまとめる。
- 自分の立てた仮説とそれを裏付ける事実に言及した上で主な所見をまとめる。
- 現時点で効果があり、企業戦略に即した仮説を選び、データと適合する最終案を決め、発表する。
- 次に必要となるステップや、さらに踏み込んだ分析結果を提示する。
- さらに、最終案に付随するリスクいついても言及すれば、評価が上がる。
まとめ
ようするに、論理的に問題を分析する能力があるかってことですね。複雑な問題を単純な複数の問題に分解すること、情報が必要なときはどんどん質問すること、が重要っぽいです。
なんか、数学の問題を解いてるみたいで面白そう。
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